ピザのキッチンカーって儲かるの?収益の一例をご紹介!
ふとした場所で出会う、焼きたてピザのキッチンカー。その場で手軽に本格的な味が楽しめるのはもちろん、出店場所の賑わいを演出する存在としても注目されています。しかし、この魅力的なビジネスを持続させるためには、しっかりとした収益モデルが不可欠です。ピザのキッチンカーがどのような収入源を持ち、どのようなコスト構造で運営されているのか、具体的な事例を交えながら紹介していきます!
ピザのキッチンカーでかかるランニングコストの種類
ではまず、ピザのキッチンカーを営業する上でかかる経費には、どのようなものがあるのでしょうか?
以下、ご紹介します!
▼キッチンカーでかかる経費
①ガソリン
②ピザ窯の燃料代
③材料費
④包材費
⑤出店代
キッチンカー営業をしているならかかせないガソリン代や材料費の他、ピザは窯を使用するため燃料が必要です。
窯の燃料代はどの窯を使うかによって大きく変動しますが、レガーレではペレット燃料を使用しています。
他にも電気や薪を使用するタイプも。
窯の導入費やランニングコストの比較は前回のコラムでご紹介しましたのでぜひそちらもあわせてご覧ください!
→実際どのくらいかかるの?ピザキッチンカーの開業資金の一例!
出店費用は場所により、売り上げの金額に応じて決まった歩率でお支払いをする場合と1日の出店費がもともと決まっておりその金額をお支払いする場合があります。
今回は一例として、売り上げの10%とし積算してみます。
ピザのキッチンカー、収益の一例紹介!
では、売上げはどのくらい見込めて、経費を差し引くとどのくらいの利益が手元に残るのでしょうか。
実際の売上事例をもとにご紹介いたします!
①売上高※週5日稼働と想定
・平日:1日28枚(3日稼働)
・土日:1日68枚
⇒1か月880枚×マルゲリータ1枚(1,500円)
=1,320,000円
②経費
・ガソリン(往復道30km圏内):19,200円
・ピザ窯の燃料代(ペレット):14,240円
・材料費(包材含む):369,600 ※原価率28%で積算
・出店代:132,000円 ※売上の10%で積算
⇒合計535,040円
⇒ 月の純利益:①ー②=784,960円
天候や季節の影響もありますが、週に5日稼働し、弊社レガーレと同様のピザ窯「ベイクック」で営業した場合、このような収益モデルが一例として想定できます。
ピザは単価を高く設定しても販売しやすい商品であり原価率が低い事から、純利益も多く残る商品です。
これからキッチンカーを始めたいけどまだ商品が決まっていない方は、売値と原価のバランスが良く利益率が高い商品を選ぶと良いでしょう。
安定した収益を得るために
以上、ピザのキッチンカーの収益モデルをご紹介しましたが、どこに出店するか、週に何日稼働するのか、どう告知をするのかにより大きく売り上げは変動します。
自分次第で結果が大きく変わるのも、キッチンカービジネスの魅力。
いい結果を出すためにはただ数多く出店すればいいだけではありません。買いに来てもらうための告知の施策が必要です。
次回は、より良い売上を獲得するためにどのような施策をするべきなのかご紹介する予定ですので、
みなさま楽しみにしていてくださいね!