「キッチンカーは儲からない」って本当?失敗する理由と成功を掴むための鉄則
おしゃれな外観、そして自由な働き方。 「いつかキッチンカーをやってみたい!」と夢見る人は多いですが、ネットで調べると目に入るのが「キッチンカーは儲からない」というシビアな言葉。 これから始めようとしている人にとっては、一番怖い言葉ですよね。 でも、本当にそうなのでしょうか? 結論から言うと「飲食店としての戦略がないと儲からないが、やり方次第でしっかり稼げるビジネス」です。 今回は、なぜ「儲からない」と言われてしまうのか、その裏側にある理由と、成功している人がこっそり実践しているポイントを分かりやすく解説します!
目次
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なぜ「儲からない」と言われるの?考えられる
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それでも「儲かっている人」は何が違うのか?
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利益率とパフォーマンス性の高さ
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儲からないキッチンカーにならないために
なぜ「儲からない」と言われるの?考えられる
キッチンカーは、どうして儲からないと言われるのでしょうか?固定店舗とは異なる環境や営業スタイルが、ネガティブに見えてしまっているようです。以下の項目が、主にキッチンカーは儲からないと噂される要因と考えられます。
① リピーターがつきにくい
キッチンカーは移動できるのが魅力である反面、常に同じ場所にいないためリピーターがつかないと考える方も多いでしょう。また、もともと集客力のある施設やイベントに出店しないとお客様が来ないと思われがちです。更にはイベント頼りになってしまい、イベントがない閑散期には出店がなかなかできないというパターンも。
② 天候に売上を左右されてしまう
固定店舗と異なり外で営業している以上、天候の影響は受けやすいビジネスです。雨や風、暑さや寒さ、自分ではどうしようもできない外部要因で客足に差がでてしまうでしょう。商業施設等での出店に関わらず、例年大人気のイベントに出店したとしても、その日の天候によってほとんど集客が見込めなくなってしまう可能性もあります。
③ 客単価が低い
レストランなら「メイン+サラダ+ドリンク+デザート」と注文が重なりますが、キッチンカーの場合は単品の購入がほとんどです。メインの商品の単価が低いと1日に多くの食数提供しなくては売上が上がりません。薄利多売となり長続きしないと考えられます。
それでも「儲かっている人」は何が違うのか?
上記で、キッチンカーが儲からない理由を説明しましたが、それでも月商100万円を超える方もおり、その差はどこから生まれているのでしょうか?しっかりポイントを抑えれば、儲かる商売としてキッチンカーの運営が可能です!
①「場所」ではなく「店」にファンをつける
リピーターがつきにくいと先述しましたが、やり方次第でしっかりリピーターを獲得する事ができます。instagramやLINEの登録を促し、1度来店したお客様と繋がり続け、どこに出店をしているのか伝えられるようにしましょう。そして一番肝心なのは、「また食べたい」と思ってもらえるような美味しい料理を提供すること。そこが抜けていると、いくら出店場所をアピールしても再来店はしてもらえません。キッチンカーが増えてきている今、最も重要な事。妥協せず、お店を追いかけてきてくれるキッチンカーを目指しましょう!
②利益率・パフォーマンス性の高い商品
販売している商品の原価と売価のバランスも重要です。先述したように、キッチンカーは固定店舗と比べて単品での購入がほとんど。利益率が高い商品を選ぶ事で、薄利多売を避ける事ができます。キッチンカーを始める際にどんな商品にするか悩む方が多いと思いますが、利益率が高いかどうかはきちんと計算するようにしましょう。
また、パフォーマンス性が高い商品も、キッチンカーと相性が良いです。レストランと異なり、調理風景も見える距離にお客様がいるというキッチンカーの特性を活かし、本格的な料理であることをアピールし待っている間もわくわくできるようなメニューは、キッチンカーにぴったりです!
③経営者として数字の管理をしっかりする
法人ではなく個人事業主として経営する事が多いキッチンカー。自由が多く、良くも悪くもマイペースになりがちで、自分が生活できていればそれでOKという考えになってしまいます。しかしずさんな管理では売上が上がる事は無く、周りのキッチンカーにどんどん抜かれ、儲からないという結果に。。。自分でお店を経営しているという意識を持って、支出と売上の管理をし、常に目標に向けて営業していきましょう。
利益率とパフォーマンス性の高さ
レガーレは石窯ピザの販売をしておりますが、先述した②の利益率・パフォーマンス性どちらも兼ね備えた商品と考えています。今回ピザを例に、利益率・パフォーマンス性の高さを説明しますので、ご自身がやってみたいと思う商品にあてはめて考えてみてくださいね!
まずは利益率。ピザと同じ「パン枠」のハンバーガーと比較してみます。
●ハンバーガー:原価250円→売値500円=儲け250円・・・原価率50%
●ピザ:原価300円→売値¥1500円=儲け1200円・・・原価率20%
ハンバーガーはファストフードのイメージが高いため、売価を高く設定する事が難しいです。一方でピザは、大手ピザチェーンが高めに値段を設定している事もあり、2,000円前後でも販売しやすい商品。
続いて、パフォーマンス性の高さについてです!今回は「サンドイッチ」と比較してみます。
●サンドイッチ:注文を受けてからパンに具材を挟み、カットして提供。(または作っておいた物を提供)
●ピザ:注文を受けてかたピザ生地を伸ばし、トッピングをし、石窯で焼き上げで提供。
ピザの方が本格的な調理でわくわくしませんか?美味しい事はもちろん重要ですが、お客様に付加価値が提供できるかどうかで、より商品が魅力的になります。
ただ、。得意料理だから、好きだから、という理由で商品を選ぶのではなく、上記のように根拠をもって商品を決める事も、キッチンカーで成功するためには重要です。
儲からないキッチンカーにならないために
「キッチンカーは儲からない」という言葉は、裏を返せば「戦略なしでは生き残れないプロの世界」であることの証明でもあります。 成功しているオーナーに共通しているのは、単に料理が上手いだけでなく、「選ばれる店」「愛される味」「稼げる数字」の3つを冷静にコントロールしている点です。
固定店舗に比べて、キッチンカーは初期費用を抑えられ、場所を変えてリベンジできるという最大のメリットがあります。 もし、あなたが「これからキッチンカーを始めたい、でも失敗したくない」と考えているなら、まずは以下の3つのステップから始めてみてください。
●「利益率が高い」かつ「パフォーマンス性が高い」看板メニューを決める
●SNS(InstagramやLINE)を開設しリピーターを育てる
●経営者としての自覚を持って数字を追う
キッチンカーは、ハンドルを握るあなた自身が「経営者」として成長し続ける限り、無限の可能性を秘めたビジネスです。厳しい現実を知った上で、それでも「自分のお店を持ちたい」という情熱があるなら、その夢はきっと現実のものになります。
株式会社レガーレでは、今回の記事で触れた「利益率」「リピーター獲得」「数字の管理」といったキッチンカー運営の核心部分を、実体験に基づき個別サポートしています。技術だけでなく、長く愛され、しっかり儲かる店作りを一緒に伴走します。不安なこと、わからないことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。