挑戦をする前に知っておくべきこと
こんにちは!
レガーレ代表の薄井です♪
突然ですが…
先日、人生で初めて奥歯が折れました(笑)
原因は虫歯ではありません。
なんと、寝ている間の食いしばり。
歯医者さん曰く、
「普通の人の3〜4倍ほど噛む力がありますね」
とのこと。
そんな能力、もっと別のところで発揮したかった(笑)
そして、人生初のインプラント 恐る恐る金額を聞くと……
思わず心の中で、
「いやいや、歯一本ですよね?」
とツッコミを入れたくなるような金額でした
(笑)
昔から、強いストレスを抱えると、寝ている間に無意識で歯を食いしばる癖があります。
「もう少し肩の力を抜いて生きよう」
そう思っては忘れ、 また全力で走り続ける。
どうやら僕は、スマートに生きる才能だけは持ち合わせていないようです(笑)
ですが、今回お伝えしたいのは歯の話ではありません。
この出来事を通して改めて感じたことがあります、、、
それは——
「挑戦すると人間は、心も身体も大きく揺さぶられる」
ということです。
何かを本気で変えようとすると、想像以上のストレスが襲ってきます。
心が折れそうになる日もある。
自分を信じられなくなる日もある。
「本当にこの道で良かったのだろうか?」
そう自問自答する夜もあります。
ですが、こうした苦しみは決して特別なものではありません。
実は、挑戦する人なら誰もが通る、ある心理的な法則に従って起こる、ごく自然な現象なのです。
今日は、その法則についてお話ししたいと思います。
今回のテーマは、
「挑戦をする前に知っておくべきこと」です。
・これから独立を目指している方。
・新しい仕事へ挑戦しようとしている方。
・人生を変えたいと思っている方。
そんな皆さんに、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です♪
挑戦とは、本当に心を揺さぶられるものです。
もし今後、皆さんがそのような壁にぶつかった時、
「あぁ、今はこの段階なんだ」
そう冷静に自分を俯瞰できるようになれば、不安に飲み込まれることは少なくなります。
今日は、その判断材料となる考え方をお伝えしたいと思います。
少しだけ心理学のお話も登場します。
ですが難しく考える必要はありません。
皆さん自身の人生に置き換えながら、ぜひ読み進めてみてください。
それでは、いってみましょう!!
第一章
# 人生はコンフォートゾーン
の外で変わる
まずは、一枚の図をご覧ください↓
この図は、人が挑戦を通じて成長していく過程を4つの段階で表したものです。
ドイツの教育学者・冒険教育家である
「トム・セニンガー氏」が提唱した考え方として知られています。
そこには、次の4つの領域が存在します。
・コンフォートゾーン(安心領域)
・フィアーゾーン(恐怖領域)
・ラーニングゾーン(学習領域)
・グロウスゾーン(成長領域)
僕が、この考え方を知ったのは独立してから、随分後の事でした。
コーチング業界ではわりかし一般的な概念。
(らしい)
しかし——
「これこそ、自分が事業を通して経験してきた事そのもの」
素直にそう感じました。
独立してから今日まで、
思い返せば、何度もこの4つのゾーンを行ったり来たりしてきたからです。
今回は、その中でも最も重要な入口となる、
「コンフォートゾーン」と「フィアーゾーン」についてお話ししたいと思います。
私たちは毎日、 いつもの道を歩き、 いつもの仕事をして、 いつもの人と会い、 いつもの生活を送っています。
この「いつも通り」は、決して悪いことではありません。
むしろ、人間が健康的に生きていくためには欠かせないものです。
毎日が予測できるから安心できる。
ルーティン化されることで余計なエネルギーを使わずに済む。
だからこそ、人は安定した心を保つことができます。
実は、人間には本能的に、
「変化よりも現状維持を選ぶ」 という性質があります。
体温が36〜37℃前後に保たれるように、私たちの心も、「今の状態を維持しよう」と無意識に働き続けています。
心理学では、この安心できる領域を
「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」 と呼びます。
文字通り "心地よい場所" という意味です。
しかし——
ここで一つ、大切な事実があります。
あなたの夢(ゴール)は、この場所にはありません!!
もし皆さんが、
・もっと収入を増やしたい。
・独立したい。
・人生を変えたい。
・自分の可能性に挑戦したい。
そう願うのであれば、 その答えは、今いる場所の延長線上には存在しません。
なぜなら、
昨日までの自分が作った世界の中に居る限り、 昨日までと同じ未来しかやって来ないからです。
少し厳しい言い方をすれば、
「現状維持とは、現状維持ではありません」
周りが成長し続けている以上、 何も変わらないということは、 相対的には後退していることと同じだからです。
先日、開業相談に来られた50代後半の男性が、こんな言葉を口にされました。
「この年まで、何かが起きることを期待して待っていた。でも、結局何も起こらなかった」
その言葉が、今も強く印象に残っています。
人生は、待っているだけでは大きく変わりません。
現状維持を続けている限り、 昨日とは違う未来が、突然向こうからやって来ることもないのです。
だからこそ、人生を変えたいのであれば、
一度は必ず、 今いるコンフォートゾーンの外へ足を踏み出さなければなりません。
そして、その一歩を踏み出した瞬間、 誰もが同じ場所へ足を踏み入れることになります。
そこが——
「フィアーゾーン(恐怖領域)」 です。
ここから先が、 本当の挑戦の始まりです。
第二章
#なぜ人は挑戦できないのか
― 恒常性が生み出す"見えない壁"
それでは、本題に入りましょう。
皆さんは、こんな経験はありませんか?
「今年こそダイエットをする」
「毎日、本を読もう」
「SNSを毎日更新しよう」
「資格を取ろう」
最初はやる気に満ちあふれています。
ところが一週間もすると、
「今日は疲れているから」
「明日から頑張ろう」
「今はタイミングが悪い」
そんな言葉が頭に浮かび、気が付けば元の生活へ戻ってしまう。
実は、これは、皆さんの意志が弱いからではありません。
もっと言えば、
皆さんのせいですらありません。
人間には、生まれた時から備わっている、
"ある機能"が存在するからです。
それは――
「恒常性(ホメオスタシス) 」
と呼ばれるものです。
少し難しい言葉ですが、安心してください。
とてもシンプルな仕組みです。
私たちの身体は、
暑ければ汗をかき、
寒ければ震えます。
体温も、
血圧も、
血糖値も、
生命を守るために一定に保とうとしています。
これが
恒常性(ホメオスタシス)
です。
これはすべて、生命を守るための仕組みです。
もし、この機能がなければ、人は生きていくことができません。
実は、この恒常性は身体だけではなく、心にも働いています。
つまり、人の脳は常に
「今の状態を維持しよう」
と命令を出し続けているのです。
だからこそ、新しいことに挑戦しようとすると、 脳はそれを「危険」と判断します。
独立する。
転職する。
起業する。
SNSで発信する。
人前で話す。
どれも命に関わることではありません。
しかし脳にとっては、
「今まで経験したことがないこと」
=「危険かもしれないこと」
と判断します。
だから全力で止めようとします。
そして実に巧妙な方法で、私たちを元の場所へ引き戻そうとします。
その方法とは――
「挑戦しない理由」を作り出すこと。
「今はタイミングが悪い」
「お金がない」
「時間がない」
「まだ実力が足りない」
「家族がいるから」
「理由はないけど3年後くらいに、、、」
もちろん、中には本当に考慮すべき事情もあります。
しかし、その多くは、挑戦しないことを正当化するために、
脳が作り出した、
"もっともらしい理由"
であることも少なくありません。
不思議なことに、普段は
「なぜできるのか?」
を明確に説明できない人でも、
「なぜできないのか?」
については、驚くほど論理的に説明します。
これは、危険を回避しようとする本能が働き、一時的に脳の知能レベルが高まるためです
実際に、僕自身もまさにこの経験を会社員時代に味わいました。
料理の世界へ飛び込んだ理由は、ただ一つ。
「いつか独立するため!!」
その想いだけを胸に、毎日がむしゃらに働いていました。
ところが、その夢が現実味を帯び始めた30代前半のある日、僕の脳は突然「待った」をかけてきたのです。
「結婚もした」
「一度挑戦に失敗している」
「自分にはもう、そんな挑戦をする資格はないのではないか」
「30代にもなったのだから、地に足をつけて生きるべきだ」
「両親の体調も気になる、今は挑戦している場合ではない」
「この会社の社長の考え方は、自分とよく似ている」
「ここで会社に貢献することが、自分の夢でもいいのではないか」
次から次へと、「挑戦しない理由」が頭の中に湧き上がってきました。
気が付けば、
「独立する理由」
ではなく、
「独立しない理由」
ばかりを探していました。
そして本気で、
「独立しない方が正しい人生なのかもしれない」
そう思った時期もありました。
しかし今振り返れば、それは決して僕の意志が弱かったからではありません。
変化によって生じる危険から守ろうとする、脳の正常な働きだったのです。
あの頃の僕は、そのことを知りませんでした。
だから、不安になる自分を責め、迷う自分を
「弱い人間なのではないか?」
とさえ思っていました。
ですが今なら分かります。
あの時、もし僕が、
「この不安こそが、成長の入り口なんだ」
そう知っていたなら、もう少し自分を責めずに済んだかもしれません。
もう少し、冷静に自分自身と向き合えたかもしれません。
だからこそ僕は、
この話を皆さんにお伝えしたい。
挑戦する前に、
不安になるのは当然。怖くなるのも当然。自信を失うのも当然。
それは、あなたが弱いからではありません。
安心してください。
皆さんは何も間違っていません。
その不安は、挑戦を諦めるサインではありません。
「挑戦が始まったサインです!」
そして
その見えない壁を一歩乗り越えた先で、
人はある世界へ足を踏み入れます。
それが――
フィアーゾーン(恐怖領域)です。
ここから、人生を変える本当の挑戦が始まります。
第三章
#恐怖は、成長が始まるサイン
コンフォートゾーンを飛び出し、
恒常性という"見えない壁"を乗り越えようとした時、
人は必ずある場所へ足を踏み入れます。
それが――
「フィアーゾーン(恐怖領域)」
です。
名前の通り、
この場所では「恐怖」と向き合うことになります。
「本当にこれでいいのだろうか」
「失敗したらどうしよう」
「自分には向いていないのではないか」
「周りから笑われるのではないか」
そんな不安が次々と頭をよぎり、心は押しつぶされそうになります。
この時、多くの人は勘違いをします。
「こんなに不安になるということは、自分は向いていないんだ」
「ここまで苦しいということは、きっと間違った道を選んでしまったんだ」
そう考え、殆どの人が再びコンフォートゾーンへ戻ってしまいます。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
僕はそうは思いません。
むしろ、その恐怖こそが、挑戦している何よりの証拠なのです。
少し想像してみてください――
はるか昔、
人類は洞窟の中で暮らしていました。
洞窟の外には何がいるのか分かりません。
食べ物がある保証もない。
猛獣が潜んでいるかもしれない。
だから外へ出ることは、命懸け。
しかし、その一歩を踏み出した人がいたからこそ、人類は新しい土地を見つけ、文化を築き、文明を発展させてきました。
もし誰もが洞窟の中を選び続けていたら、今の世界は存在しなかったでしょう。
実は、私たちの脳は今でも、その頃とほとんど変わっていません。
※人間の脳は 1万年以上進化していないと言われています)
・独立することも。
・転職することも。
・起業することも。
・人前で話すことも。
・SNSで自分の考えを発信することも。
脳にとっては、すべて
"未知の世界"です。
だから恐怖を感じる。
つまり、
恐怖とは、
「危険だから感じるもの」
ではありません。
「未知だから感じるもの」
なのです。
この違いを理解するだけで、挑戦に対する見え方は大きく変わります。
私自身も、独立してから何度となく、
このフィアーゾーンを経験してきました。
・初めてキッチンカー持った時。
・初めて大規模フェスに出店した時。
・初めて事業用に大きな設備投資をした時。
・初めてキッチンカー制作の受注を受けた時。
・初めてキッチンカー創業支援を始めた時。
・初めて卒業生を送り出した時。
そのたびに、
「自分なんかが本当にやっていいのだろうか?」
そんな気持ちが頭をよぎりました。
ですが、不思議なことがあります。
一度乗り越えた壁は、二度と同じ高さには感じません。
最初は震えるほど怖かったことも、十回、百回と経験を重ねるうちに、やがて当たり前になっていきます。
つまり、
人は恐怖がなくなってから挑戦するのではありません。
【挑戦を続けた結果として、恐怖が小さくなっていくのです】
これが、人が成長していく本質なのだと私は思います。
人生で一番もったいないことは、
恐怖を「間違いのサイン」だと勘違いし、その場で引き返してしまうことです。
恐怖は、
「進むな!!」
という警告ではありません。
「今までの自分を超えようとしている」
その証拠なのです。
だから僕は、こう考えています。
恐怖は、成長の敵ではありません。
成長の入口なのです。
そして、その恐怖と向き合い、
一歩ずつ前へ進めるようになった時、人は次のステージへ足を踏み入れます。
それが――
ラーニングゾーン(学習領域)」
です。
ここから、人は本当の意味で成長を始めます。
第四章
# 成長する人は、才能ではなく「学び方」が違う
最もつらいフィアーゾーンを乗り越えた先で、
人はようやく次のステージへ進みます。
それが――
「ラーニングゾーン(学習領域)」
です。
僕は、この場所こそが人生を変える本当のスタート地点だと思っています。
多くの人は、
「成功する人には、特別な才能がある」
そう考えます。
僕も昔は、テレビやYouTubeで活躍している人たちを見ては、
「結局、生まれ持った才能が違うんだろうな!」
情けない話ですが本気でそう思っていました。
しかし、まだまだ道半ばとはいえ、
自分自身が事業を始め、ここまで歩んできた道のりを振り返ってみると、
今は少し違う考えを持っています。
もちろん、生まれ持った才能がまったく関係ないとは言いません。
しかし、僕たちが一般的に掲げる目標の多くは、才能だけで決まるものではない
むしろ、
「後天的な努力」
によって到達できる領域の方が、圧倒的に多いのではないか。
僕はそう思っています。
では、
結果を出す人。
途中で挫折してしまう人。
その差は一体何なのでしょうか。
僕が思う違いは、大きく二つです。
学び続けられるかどうか。
そして、正しい学び方を続けられるかどうか。
ただ、それだけです。
もちろん、
「イーロン・マスク」のように、世界の産業構造そのものを変え、
人類史に名を残すような偉業を目指すのであれば、話は別かもしれません(笑)
そこまでの領域になれば、
【生まれ持った能力、発想力、時代背景、環境、運】
など、努力だけでは語れない要素も必要になるでしょう。
しかし、僕たちの多くが目指している
「成功」は、
そこまで雲の上の話ではありません。
・独立して、自分のお店を持ちたい。
・好きな仕事で生活できるようになりたい。
・今よりも収入を増やしたい。
・自分の事業を、少しずつ成長させたい。
そうした目標のほとんどは、天才にしか到達できない世界ではありません。
少し乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、
僕たちが戦っている市場の競合相手も、
そのほとんどは同じレベルの人間です。
全員が「イーロン・マスク」でもなければ、
「アインシュタイン」でもありません(笑)
同じように迷い、 同じように失敗し、
同じように悩みながら、
一歩ずつ前へ進んでいる人たちです。
だからこそ、
「自分には特別な才能がないから無理だ」
と、始める前から諦める必要はありません。
少なくとも、
僕たちが現実的に掲げる目標の多くは、
正しい学びと後天的な努力の積み重ねによって、
十分に手が届くものだと僕は思っています。
……少し話がそれました(笑)
本題に戻しましょう。
僕は、「学び」にも、
ある程度の"型"が必要だと思っています。
ただ闇雲に勉強するのではなく、
【学び、行動し、失敗し、考え、また挑戦する】
このサイクルを意識的に回すことが大切です。
参考までに、
僕が普段から実践している
【学びの型】
をご紹介します。
# ① 上手な人のやり方を真似る
まずは、自分より上手な人を見る。
今の時代であれば、YouTubeなどでも十分です。
「この人は何をしているのだろう?」
「なぜ、このやり方で結果が出ているのだろう?」
ただ眺めるのではなく、
「なぜ?」
という視点を持って分析、観察することが大切です。
# ② 結果を出している人の考え方に触れる
行動だけではなく、その人が何を考えているのかを知る。
僕はこれを非常に大切にしています。
同じ行動を真似しても、
根底にある考え方が違えば、同じ結果にはなりません。
今はYouTubeや書籍などを通じて、
多くの経営者や著名人の考え方に触れることができます。
これを利用しない手はありません。
# ③メモを取る癖をつける
アイデアや気づきは、
驚くほど簡単に忘れます。
「これ、いいかも!」
そう思った数時間後には、
もう忘れている(笑)
だから僕は、思いついた瞬間にスマートフォンのメモ帳へ残すようにしています。
大切なのは、
「あとで書こう」
ではなく、
「今すぐ書く」
小さな気づきを拾い続けることが、後々、大きなアイデアにつながることがあります。
# ④ 実際にやってみる
ここが一番重要です。
どれだけ勉強しても、行動しなければ何も変わりません。
①〜③で得た知識や気づきをもとに、実行するべきタスクを作る。
そして優先順位をつけ、実際に行動へ移していく。
学びは、実践して初めて自分のものになります。
# ⑤ 失敗を分析する
当然、最初からうまくいくことばかりではありません。
「なぜ再現できなかったのか」
「どこに問題があったのか」
問題を細かく切り分け、
一つずつ原因を探していきます。
ここで大切なのは、
「失敗した」
で終わらせないこと。
失敗は、次に何をするべきなのかを教えてくれる材料です。
# ⑥ 振り返る 実行したことを振り返ります。
「これは今後も続けるべきなのか」
「改善してもう一度やるべきなのか」
「それとも、次の方法を試すべきなのか」
行動しただけで満足せず、一度立ち止まって考える。
この作業が、次の行動の精度を高めてくれます。
# ⑦ もう一度、挑戦する
そして最後は、
【また挑戦し、①~⑥を繰り返す】
結局は、これの繰り返しです。
ご覧の通り、やっていることは非常に地味です(笑)
特別なことは、何一つありません。
ですが、この地味な作業を、
どこまで続けられるか。
僕は、ここで大きな差が生まれると思っています。
昨日の自分より、今日の自分に一つでも新しい気づきがあれば、
それだけで成長です。
一日では、ほとんど差が見えないかもしれません。
一週間でも、大して変わらないかもしれません。
しかし、それを、
一年、
三年、
五年、
と積み重ねた時、その小さな差は、
とてつもなく大きな差になります。
その小さな積み重ねが、
「いつか自分でも想像していなかった場所まで連れていってくれるのです」
一見すると、
とても遠回りに見えるかもしれません。
ですが僕は、これ以上の近道を知りません。
そして、このラーニングゾーンに入ると、
今まで見えていなかったものが少しずつ見えるようになります。
ちなみに……
幽霊ではありません(笑)
いわゆる、
**「気づき」**
というものです。
当時はまったく役に立たなかった知識や経験が、
何年も経ってから別の知識や経験と結びつき、
一つの答えになることがあります。
「あぁ、そういうことだったのか」
「だから、あの時は結果が出たのか」
「ということは、次はこれをやればうまくいくかもしれない」
学び続け、
考え続け、
行動し続ける。
すると、こうした、
"点と点がつながる瞬間"
が面白い様に増えていきます。
僕自身も、独立してからというもの、失敗の連続でした。
ですが今では、失敗を少し違う角度から見るようになりました。
僕にとって失敗とは、
「次にやるべきことを明確にする作業」
です。
大切なのは失敗で終わらせないこと。
「なぜ失敗したのか」
「次は何を変えるべきなのか」
「もっと良い方法はないのか」
その場では答えが見つからなくても、
考えることをやめない限り、
不思議なもので人は必ず答えに近づいていきます。
もちろん、
一日や二日で答えが見つかることばかりではありません。
何週間。
何か月。
時には、何年もかかることだってあるでしょう。
ですが僕がこれまで見てきた中で、
うまくいかない人の多くは、
諦めるタイミングが少し早いように感じます。
そしてもう一つ。
「なぜ、うまくいかなかったのか?」
ここを深く考える前に、次へ進んでしまう。
思考を途中で止めてしまうのです。
だからこそ僕は、以前の社長マガジンでもお話しした、
「PDCAを止めないこと」
を大切にしています。
・計画する(plan)
・行動する、振り返る(Do)
・改善する(Check)
・そして、また行動する(Action)
このサイクルを回し続ける人は、たとえ時間がかかっても、少しずつ前へ進んでいきます。
ですが、多くの人は、この階段を一段ずつ登ることを嫌います。
できることなら、
一段飛ばし、、
二段飛ばし、、、
いや、
できることならエレベーターで一気に頂上まで行きたい(笑)
その気持ちは、僕にもよく分かります。
YouTubeやSNSを見ていると、
「あれ?この人、こんなに簡単に結果を出しているの?」
そう感じることもあるでしょう。
ですが、それは僕たちが「結果だけ」を見ているからです。
その人が積み重ねてきた、
失敗。
努力。
悩んだ時間。
何度も繰り返した試行錯誤。
それらは、画面には映りません。
僕は、どんな分野であっても、
結果を得るためには、それに見合うだけの対価が必要になると思っています。
それが、
・時間なのか。
・努力なのか。
・失敗なのか。
・苦労なのか。
支払う対価は人それぞれです。
ですが、
何の対価も支払わずに、
大きな結果だけを手に入れることは難しい。
僕はこれを勝手に、
「対価の法則」
と呼んでいます(笑)
成長の階段に、段飛ばしはありません。
もし、ものすごい速さで成功しているように見える人がいたとしても、
その人は階段を飛ばしているのではありません。
ものすごい速さで、
一段一段を駆け上がっているだけなのです。
少なくとも、僕自身の人生には、一度たりとも段飛ばしはありませんでした。
人より少し早く見えることがあるとすれば、おそらく僕が、いちいち立ち止まることが苦手な性格だからです(笑)
転んでも、
考えて、
また走る。
ただ、それを繰り返してきただけです!
だからこそ僕は、
「一歩ずつ積み重ねることの大切さ」
を、今も信じています。
そして、
学びを積み重ねた先で、
人はある日、不思議な瞬間を迎えます。
今までは、
”点”
だった知識や経験が、
一本の、
"線"
としてつながる瞬間です。
(まさに「アハ」体験です)
以前なら悩んでいたことが、自然と判断できるようになる。
以前なら怖かったことも、当たり前に行動できるようになる。
そして何より、決断のスピードが格段に上がります。
「何をしたらいいのだろう?」
と悩む時間が減り、
「まず、これをやろう」
「その次は、これだ」
と、やるべきことが次々と頭に浮かぶようになる。
思考が整理され、
判断が明確になり、
行動が速くなっていく。
そうして人は、
次のステージへ進みます。
それが――
「グロウスゾーン(成長領域)」
です。
・挑戦が、学びへ変わる。
・学びが、経験へ変わる。
・経験が、自信へ変わる。
そして、その自信が、また新しい挑戦への勇気を生み出していく。
こうして人は、少しずつ自分の可能性を広げていきます。
そして気がつけば、
昨日まで難しかったことが、
今日の、
"当たり前"
になっている。
それこそが、
自分自身のコンフォートゾーンが広がった証拠。
つまりは――
「成長領域」です。
あとがき
# 成長とは、コンフォートゾーンを広げ続けること
ここまで長い文章にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました!!
難しい言葉や横文字も多く、
読むだけでも少し力を使ったことと思います。
本当にお疲れさまでした。
今回は、
「挑戦をする前に知っておくべきこと」
というテーマでお話ししてきました。
コンフォートゾーンを飛び出し、
フィアーゾーンで恐怖と向き合い、
ラーニングゾーンで学び続け、
そして、
グロウスゾーンへ進んでいく。
僕自身もそうでしたが、
自分の身に起きていることを言葉にし、分析することで、
少しずつ物事を俯瞰して見られるようになります。
「なぜ、今こんなに不安なのか」
「自分は、今どの段階にいるのか」
そうやって自分の状態を理解できるようになると、
感情に振り回されるのではなく、
冷静に判断できる場面が増えていきます。
これまで不安や恐怖から目を背けてきた方も、
ぜひ普段の生活の中で、
自分の感情を言語化し分析する癖をつけてみてください。
きっと、自分自身との向き合い方が少しずつ変わっていくはずです。
さて、こうして振り返ってみると、
人が成長する過程とは、決して一直線ではありません。
進んだと思えば――
「戻る」
自信がついたと思えば――
「また不安になる」
もう大丈夫そう思った矢先に――
「また新しい壁が現れる」
その繰り返しです。
僕自身も、今なおその途中にいます。
今の僕にも、怖いことはたくさんあります。
新しい事業に挑戦する時。
大きな決断をする時。
今まで経験したことのない世界へ足を踏み入れる時。
やっぱり怖いです。
不安にもなります。
「本当にこれでいいのかな?」
そう考えることもあります。
でも、昔と一つだけ違うことがあります。
それは、
「この恐怖の正体を知っている」
ということです。
昔の僕は、怖くなると、
「向いていないのかもしれない」
「間違った道を選んでしまったのかもしれない」
そう考えていました。
でも今は違います。
怖くなった時、
「あぁ、また来たな」
そう思えるようになりました(笑)
そして、
「ということは、今の自分はまた新しい世界へ足を踏み入れようとしているんだな」
そう考えられるようになったのです。
恐怖そのものが、なくなったわけではありません。
恐怖との付き合い方が、少しだけ上手になったのだと思います。
僕は、これこそが、
「成長」なのではないかと思っています。
最初は怖かったことが、
何度も経験するうちに怖くなくなる。
昨日まで難しかったことが、
今日には当たり前になる。
そうやって人は、自分自身のコンフォートゾーンを少しずつ広げていきます。
そして、広がった先で、
また新しい挑戦と出会う。
また怖くなる。
また学ぶ。
また失敗する。
そして、また成長する。
だから僕は、
成長とは、コンフォートゾーンを広げ続けることなのではないかと思っています。
今回、僕が皆さんに一番伝えたかったこと。
それは――
【挑戦する前に、恐怖が待っていることを知っておいてほしい】
ということです。
挑戦すれば、
必ず不安になります。
迷います。
自信を失います。
時には、
「もうやめたい」
そう思う日も来るでしょう。
でも、そんな時に、
今回の記事を少しだけ思い出してもらえたら嬉しいです。
「あぁ、自分は今、フィアーゾーンにいるんだ」
「これは失敗のサインではない」
「今までの自分を超えようとしている証拠なんだ」
そう思えるだけで、
ほんの少しだけ、冷静になれる自分がいます。
恐怖は、
進むなという警告ではありません
「今までの自分を超えようとしている証拠です」
そして、
恐怖は成長の敵ではありません。
**成長の入口です**
だから、 もし今、
何かに挑戦しようとしている人がいるのなら。
怖くても大丈夫です。
不安を抱えたままでも構いません。
完璧な準備ができる日を待つ必要もありません。
ほんの少しだけ、今いる場所の外へ足を踏み出してみてください。
その一歩は、今はとても小さな一歩に見えるかもしれません。
でも、その一歩が、いつか振り返った時、
人生を大きく変えた一歩になっているかもしれません。
人生は、
「コンフォートゾーンの中にいるだけでは、大きく変わりません」
その一歩外側にこそ、まだ自分自身も知らない、新しい自分が待っています。
僕自身も、まだまだ道半ばです。
これからも怖がりながら
自分のコンフォートゾーンを広げ続けていきたいと思います。
それでは、
また次回の社長マガジンでお会いしましょう!
最後までご拝読いただき、本当にありがとうございました。